日常

日記

全て奪われそうで怖くなる時がある、私の親、家族はどこにでもある、普通の家族よりかは多少社交的で私の仲間とも自分の子供、自分の弟のように接している、小さい時、まだ自分が小学生の頃はそれがすごく嫌だった、自分の家族なのにみんな馴れ馴れしく何なら自分の方が気を使って、それがすごく嫌だった、最近、自分も家族を持つようになり何となくだけどそうしていた理由が少しわかってきたような気がする、そんな中また、あいつが現れた、あいつは仲間だが、少し警戒している、自分が好きだった子も、昔付き合ってた子も後から聞けばなんやかんやあったようで、それが原因で離れたこともあった。きっと奪う側の人は奪われる側の人の心情なんてのは一生かかっても理解できないのだろう、

最近よく私の実家で私の、私による、私の為だけのBBQが行われる、勝手に肉を焼き、昼間からビールを煽る、それを写真に撮っては仲間たちに送り、どうだ、羨ましいだろうと、見せつける、当然あいつの目にも止まる。

大概実家でBBQをしていると仲間がやってきて、それが、だんだん増えてまぁまぁの人数になり、終焉を迎える、そこには実家という事もあり私の姉も参加する時がある、あいつは姉に私の実家の玄関先にも関わらず下ネタをぶつける、それに応える姉、さらにエスカレートするあいつ、それを見てる私、最悪だ、まず、気持ち悪い、せっかくのBBQが台無しになるくらい最悪の気分になる。そんなことが顔をあわせるたびに行われるのだからそれはもう、地獄でしかない。

何を考えてるのか、何を得ようとしてるのか、私には理解できない。

ついこの間、私が出張で富山にいた頃、時を同じくして地元でお盆休みを迎えた仲間とあいつが飲んでいたらしい。そんな中電話がなった、人が出張中に何事かと思ったら姉のよく行くスナックに今日は姉はいるかと言う事だった、もう一度言わせていただくと私は出張中で、尚且つ誕生日を一人で迎えようとしている。そんな奴になんだ、この、わけのわからん電話をしてきやがってと、怒りがこみ上げたが、そこは抑えてわからないとひと言。

その後そのスナックに行くんじゃないかと思い焦って姉に連絡を取りママに行くかもしれないと連絡をする、詳しくは聞かなかったが、普通に飲んで帰ったらしい。何事もなければいいなと、思いを馳せていた、私も数える程度でしかスナックには行っておらず、これからちまちまと足を運ぼうかと思っていた、そして、それを足掛けに仲間たちをちらほらと連れて行って紹介しようかとも思っていた、それなのにあいつはズカズカと入ってきたのだ、どうゆうつもりなのだろうかと、そんな訳のわからない人間がいきなり入ってこられた時には田舎のスナックの人もきっと驚くに違いない、それも、まだ数回しか行ってない人間の名前を出すのだから、

これは考えたら考えるほど怖くなったので私は富山の土産を持ちお詫びに出向く事に決めた。

話を聞くと最悪だった、私のボトルを飲もうとしたが、それは店が許さなかった、他のお客さんが気を使ってはじに避けて飲んで帰ろうとした時に、ご馳走になっていいんですかと年配者には理解に苦しむ無茶振り、これもお店が注意、正直恥ずかしかった、いい大人が何をやってるのかと思った、そんな感じで行くならボトルの1本でも入れてこいとも思った、お店には失礼があった分謝罪してきた、お前が謝る事じゃないとも言われたが、これは私の責任だ、あいつは昔からそうなんだ、私のものを全て奪っていく、そういうやつなんだ、少しでも気を許したら奪われる。私はあいつに関しては気を張っていかなければならないと再確認した。